お講の予定
徳法寺仏教入門講座1 インド仏教史
以前、石川県白山市の淨願寺同朋会で開いた講座をもとに、徳法寺で2018年から始めた講座のレジュメです。

インド仏教史17 最終回

インドにおける宗教思想の近代化と仏教の再生

-2019年11月28日
1. イスラーム王朝の誕生
   610年頃に、ムハンマドがメッカ郊外で天使ジブリールから唯一神(アッラーフ)の啓示を受けてイスラ...

インド仏教史16

仏教の変遷8 大乗仏教の思想的展開

-2019年11月28日
1. 中観思想 - 空思想の展開 -
 「空」とは、あらゆる事物(一切諸法)は固定的な実体を有しないという大乗仏教の基本となる...

インド仏教史15

仏教の変遷7 ヒンドゥー教の台頭

-2019年11月28日
1. グプタ王朝の登場
 320年、ヴァイシャ階級出身の地方豪族であったチャンドラグプタは、マカダ国の王に即位しグプタ王朝を開い...

インド仏教史14

仏教の変遷6 大乗仏教興隆

-2019年11月27日
1. 大乗仏教興起
 大乗仏教の興起は、マウリヤ朝が崩壊したBC180年頃からグプタ朝が成立したAC320年頃までの、およそ500年間...

インド仏教史13

仏教の変遷5 仏教の寓話化 ジャータカによる民間布教‐

-2019年11月27日
1. 物語としての釈迦
 在家信者に仏教を伝えるためには、哲学的な教理で説くよりも、分かりやすい物語として伝える方が現実的で...

インド仏教史12

‐仏教の変遷4  部派仏教時代‐

-2019年11月27日
1. 世界宗教としての仏教
 ペルシャ帝国を建国したキュロス王(BC558-529、アカイメネース朝)はインドに遠征し、インダス河の...

インド仏教史11

‐仏教の変遷3 原始教義の形成2‐

-2019年11月27日
1. 八正道(八聖道、八つの部分よりなる正しい道)
 最初期の仏教は、悪い行いをすることなく善い行いをせよ、という極めて倫理的...

インド仏教史10

‐仏教の変遷2 原始教義の形成1‐

-2019年11月27日
1. 教義の否定から歩むべき「道」としての教義の形成
 釈迦は正しきバラモンであろうとした。そのバラモンとはあらゆる束縛から解...

インド仏教史9

‐仏教の変遷1 原始仏教の形成‐

-2019年11月27日
1. 最初期の仏教が目指したもの
 最初期の仏教は「最もバラモンらしいバラモン」となることを目指していた。バラモンとは「ヴェー...

インド仏教史8

‐釈迦伝説5 釈迦最後の旅‐

-2018年12月13日
1. 釈迦最後の旅の記録
 原始仏教経典は、仏弟子のためにつくられたものであるため、暗唱しやすい様に釈迦の教えの部分だけを...

インド仏教史7

‐釈迦伝説4 釈迦と信徒たち‐

-2018年12月13日
1. ビンビサーラ王の帰依
 出家後すぐにマカダ国のビンビサーラ王に会いに行った釈迦は、さとりを開いたならば再び訪ねて来...

インド仏教史6

‐釈迦伝説3 釈迦と弟子たち‐

-2018年12月13日
1. さとりを開いてからの瞑想
 釈迦はさとりを開いてから、七日間、そのまま菩提樹の下で瞑想を続けた。『律蔵』によると、釈...

インド仏教史5

‐釈迦伝説2 求道からさとりまで‐

-2018年12月13日
1. ビンビサーラ王との対話
 出家して沙門となった釈迦が最初に向かったのは、シャカ族が従属していたコーサラ国をも超える勢...

インド仏教史4

‐釈迦伝説1 誕生から出家まで‐

-2018年12月13日
1. シャカ族
 シャカ族の人種に関しては諸説あるが、文化的にはアーリア系であった形跡が残っている。現在ネパール領内であるル...

インド仏教史3

‐仏教以前2 六師外道2‐

-2018年8月17日
1.アジタ・ケーサカンバリン 唯物論者
 布施したものとか、祭祀したものとか、献供したものとか、〔宗教的な功徳をもったもの...

インド仏教史2

‐仏教以前2 六師外道1‐

-2018年8月17日
 『リグ・ヴェーダ』などの聖典を持ったアーリア系の部族は、支配地域をインド北西部から東部や南部に広げていく過程で、先住民との混血も進んでいった。『...

インド仏教史1

 

仏教以前1 バラモン教‐

-2018年8月17日
1、ヴェーダ
 インド(インドという呼称はギリシャ人がインダス川の人と呼んだもので、自分たちのことはバーラタと呼ぶ)の古...