|性的マイノリティの方々の交流の場|交流広場
12/10 富山大学人文学部公開国際シンポジウム:性的マイノリティをとりまく社会的現実に「変化」は起きているのか - 日本と韓国、都市と地方 -
- 2016年11月3日
【拡散歓迎】
日時・場所:12/10(土) 14:30~18:00 @富山大学五福キャンパス人文学部講義室
報告・討論:
日高庸晴・宝塚大学看護学部教授「ゲイ・バイセクシュアル男性の生育歴とメンタルヘルス-全国インターネット調査から」
林夏生・富山大学人文学部准教授「韓国における性的マイノリティへの『憎悪』(ヘイトスピーチ、ヘイトクライム)の現況」
イ・スンヒョン・韓国レインボー財団理事「韓国の性的マイノリティをとりまく現実、および関連諸市民団体の活動・市民運動」
※ 演題は変更される可能性があります

概要:2015年以降、日本では「LGBT」「性的少数者」という言葉がメディアに登場する頻度が激増した(日経テレコン新聞トレンドでの検索結果)。
そのような社会的な注目度の向上は、性的マイノリティが直面する社会的な現実(国や自治体の動き、周囲の人々の行動(支持から無関心・ヘイトまで)、それらを反映した当事者の「生きづらさ」など)に、なんらかの変化をもたらしつつあるのだろうか、それとも変化はいまだごく一部の動きでしかなく、大多数の性的マイノリティにとっては「まだ何も変わっていない」に等しいのだろうか。今回のシンポジウムでは、日本と韓国の性的マイノリティをとりまく現実に特に詳しい代表的な論者を迎え、さらに都市と地方という視点を導入することで、今どのような変化がどこで起きている(あるいは、いない)のか、複眼的・立体的に俯瞰し検討してみたい。
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現時点では、日高先生からは日本において蓄積されてきたデータを都市部と地方部で集計しなおすことで見えてくる「日本の性的マイノリティの生きづらさの現況」を、また韓国については、韓国のクィア文化祭でのホモフォビア勢力による苛烈なヘイトスピーチの様子の紹介(林)に続き、韓国レインボー財団のイ・スンヒョン理事から「韓国の性的マイノリティをとりまく現実、および関連諸市民団体の活動・市民運動」を、それぞれ報告していただく予定です。

(https://www.facebook.com/natsuo.hayashi/posts/1069706683144759 に掲載)






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