|性的マイノリティの方々の交流の場|交流広場
9/18 富山大学人文学部公開シンポジウム:「いろいろな性」を富山の子どもたちと学ぶ - 先生・親・地域社会に今できること
- 2016年9月3日
【プログラム】
司会・問題提起:林 夏生(富山大学人文学部准教授)「北陸地域における性的マイノリティに対する認識と富山地域の課題」
講演1:渡辺大輔氏(埼玉大学基盤教育センター准教授)「教育のなかの『性の多様性』~基礎知識から授業づくりまで~」
講演2:遠藤まめた氏(やっぱ愛ダホ!idaho-net.代表)「多様な性を『みんな』はどう捉えたらいいか」
質疑応答

日時: 2016年9月18日 13:30 - 16:30
会場: 富山大学(五福キャンパス) 人文学部3階 第6講義室
(JR富山駅から、路面電車「大学前」行に乗車し終点下車。所要30分)
参加費: 無料 (ただし、配布資料の準備の都合上、http://s20160918.peatix.com/ にてご予約いただけるとさらに確実です。)
2015年に実施された大規模学術調査では、性的マイノリティ(同性愛者や両性愛者、性別に違和感のある人々など。LGBTとも)に関して義務教育期間中に子どもに教えることや、身近な人々の中に性的マイノリティが存在することに対しての「抵抗感」を強く示したのが「北陸地域の人々」であることが明らかとなりました。

しかし、富山県内で学ぶ「性的マイノリティ」の子どもたち(園児・児童・生徒)は、「約6,500人」と推定され(人口比約5%とした場合)、にもかかわらず先生や親といった周囲の人々にうまく相談することができずに、深刻な「生きづらさ」を抱えている子どもたちも多数存在することが想定されます。
 
今年(2016年)は、教育のあり方に大きな影響力をもつ「学習指導要領」の、10年に1回しかない改訂の年でもあります。そこで富山大学人文学部では、この2016年という貴重な機会にあわせ、性の多様性を念頭に置いた教育や学校の環境づくりの実践、および性的マイノリティの子どもたちに対する先生や保護者などの大人たちの寄り添い方などについて、特に詳しい専門家の方々を富山にお招きし、参加者の皆さんとともに考える公開シンポジウムを開催することといたしました。
 
参加費は無料、どなたでもご入場いただけます。講師の方との質疑応答の時間も設けますので、県内外の教育関係者の方々はもちろん、性的マイノリティをめぐる問題に少しでもご関心のある方は、どうぞお気軽にご来場ください。
(http://s20160918.peatix.com/ および https://www.facebook.com/events/320091021662690/ 掲載情報より)